コロナ禍での研修は資料配布や少人数でのやり取りでした。
研修を一挙にまとめました。
4月:事故発生または再発防止に関する研修 訪問介護で多いのはお薬忘れです。
事故報告を書くことを嫌がらずに再発防止に繋げる意で 書きましょう。再発防止をするためにルールブックを作成。皆で共有していく。
5月:接遇に関する研修
遇は利用者の目線で考えよう。
あなたが家に上げたい人はどんな方ですか?
「部屋にがって欲しくないな」「この人、嫌だな」と思う人を考えてみよう
着ている物がひどく汚れている・言葉づかいが乱暴・香水がきつい。派手な服装。
1.家にあげてもいい人を目指そう。
2.ホームヘルパーの標準化を目指そう。
6月:感染症・食中毒の予防及び蔓延防止に関する研修
〇食中毒予防3原則は「付けない、増やさない、やっつける」
2.食品の保存は、冷蔵室は10℃以下、冷凍室は-15℃を維持するのが適切だ。
3.調理の際にしっかり加熱しても、ウェルシュ菌のように40~50℃を適温として繁殖する細
菌もいるので、後で食べる際も加熱ムラがないよう、しっかり加熱する必要がある。
4. 食器や布巾から食中毒が発生することもある。
5.一度、口につけたペットボトルは当日中に飲み切こと。但し、保管状況や飲料の成分に
よっては出来るだけ早い方が望ましい。
〇買い物支援の注意点・肉や魚は最後に購入する。
・移動時、直射日光に当たらないように注意する。
7月:熱中症が発生するしくみと症状に関する研修
熱中症リスクをなくす。
身体を整えておく。 塩分と水分補給をいつでもできるようにする。
※熱中症初期症状 眩暈、立ち眩み、冷や汗、手足の痺れ、こむら返りなど
8月:法令遵守とプライバシーの保護
人として、訪問介護職として、なぜ倫理が求められ、法令遵守やプライバシー保護大切なのか考えてみましょう。
・訪問介護職は自宅というプライベートな空間に入ってサービスを提供します。利用者のプライバシーとより密接に関わる立場にいるからこそ、プライバシーを侵害する恐れがないか、より自分の言動をチェックする姿勢が求められます。
・利用者の価値観を尊重することが、訪問介護職にとって、重要な職業上の倫理と言える。
倫理とは、人として守るべき道、人を人として尊重する普遍的な規範や秩序の事。多くの人が共通する考え方
価値観とは、何に価値を認めるか、自分の人生や生活で何を大切にするかについての、個人的な感じ方・考え方
9月:認知症ケアに関する研修
認知症ケアに「正解」はない
認知症ケアで大事にしたいこと
・先入観をもたない
・価値観を押し付けない
・一喜一憂しない
四大認知症 アルツハイマー型認知症 レビー小体型認知症 前頭側頭型認知症 血管性認知症
10月:緊急時に備える研修
倒れてる方を発見した時に、まず落ち着く、状態(意識、呼吸、脈拍、血圧、体温)を確認する。
救急隊を待つ間にわかることのすべてを伝える。
11月:事故再発防止
事故対応3原則 ・正直に ・素早く ・相手を理解する
転倒などあればバイタルもとってみる。
正直に報告することが一番大切。
12月:コロナ禍の安全運転・コロナの渦での救急
すぐにできる4つの運転習慣
「ぶつからない」「ニャン・ドゥ・コロウ」「和敬静寂」「初心にかえる」
令和4年1月:虐待防止
どうすれば防げるのか?心にゆとりを持つ
2月:クレームや苦情の対応
クレーム・苦情対応を予測して、備えることで適切な対応ができる。
対応の基本ルールを確認する。
- 先手 常に自分たちから動くようにする。対応が遅ければ大きな問題に発展することがある。すぐに事業所に報告する。
- 受容・共鳴 相手の気持ちに寄り添う。
- ①相手の言葉を傾聴する。 ②相手の感情を想像しながら、同調の言葉をかける。③公平・公正 是々非々の態度で対応する。
3月はまとめを皆でやりました。
今年度も研修も頑張って行きます!